イセエビが一杯

　ここば伊豆東海岸の中央に位置し、小さな漁船が数隻しかない白田浜漁港。今はイセエビ漁が盛んで数件の漁師が船を出す。同港は数十年前はこの時期、エビ漁で活気があっあ。今は後継者がいなくなってこんな高齢者ばっかりになってしまった。船の数もすごく減ったと一人の高齢者が淋しそうに話す。
　イセエビ漁は一網高さ1・5メートル、幅1・2程の網をイセエビの通り道数か所に夕方、網を仕掛け、翌日の早朝、網を引き揚げに行く。昔からの漁法で伊豆地区の各漁村は同様な方法でエビをとる。
　網の中にはイセエビをはじめ数種類の魚介類が掛かっていた。サザエもいたので「サザエも泳ぐんですか」と尋ねたところ、夜は動くみたいです。そのほかにはカニやブダイ、ウマズラ、ヤドカリまで掛かっていた。捕れたものは漁協に出荷するようだ。昨日のブログではパンをお土産にと送信しましたが、やっぱり伊豆お土産は魚介類がいいのではないかと思います。
　写真は船から揚げられたばかりのエビ網です。この中に沢山の魚介類が入っていました。これから丁寧に一匹ずつ網から獲物を外す作業にかかるところです。